放射能の機器は空気を測るもので、ガレキの放射能は測れません。

ガレキ焼却をOKだと認めた人達(市、自治会)が、こんな無知なのはありえないと思うけど(え?)、安心の会での常識を補足しておきます。

放射能の機器は空気を測るもので、ガレキの放射能は測れません。・・・と、つまり、

放射能の機器を見せて、静岡市職員は、
「ガレキの安全を確認できましたか?」 
「はい。」
と言わせたいわけです。静岡市の台本通りの、サルなみの知能だ、と答えさせたいわけ。
市民は、こんなパフォーマンスにはだまされません。きっぱりと、「この機器では、ガレキの放射能は測れませんので、まったく話しになりません。」と答えてやったでしょうね。自治会長さん、住民の代表としてやってくれたはず。

機械のことも、放射線のことも十分に安全性は理解してると言っていた会長さんたち以外の人は、よくわからないと思うんで、わかりやすく、説明します。
測る人=  放射線を測る機械  ガレキの外側(ダンボール)=  汚染物質(紙類)=

ガレキを(ダンボールと、中に詰め込んだ紙類)として、放射線を測る機械を(炭・煙を測る機械)とします。(画像は空気を除く測定部分)
さあ、近づけてガレキの安全性を調べてみました。「正常値」です。
機械のまわりの、赤い部分=測定されている部分

ほとんど意味ないじゃん(笑)。Oさんと専門家の話しでは、機械のまわり2〜3cmだけです。では、もっとガレキに機械を近づけてみましょう。
機械のまわりの、赤い部分=測定されている部分

こんなの測定して意味あるの?だって、ガレキを測る機械じゃないもん。
ダンボールと紙類を燃やす前に測定しても、煙の数字が0(ゼロ)になるのは当たり前ですよね。

では、機械を密着して、ガレキにくっつけて調べてみましょう。
機械のまわりの、赤い部分=測定されている部分

たしかに、測定部分は少し広がりましたが、表面の部分しか測定できてないことに、変わりはありません。

放射性物質のセシウムやヨウ素が、含まれていた場合は、どうなるでしょう。


もう、測定しなくていいから。パフォーマンスいらないから。たっぷりと、毒物やアスベストやセシウムが含まれていても、反応しないから。瓦礫(ガレキ)に機械を近づけて、ごまかすな!

清掃工場の地元住民らが、岩手県から到着したがれきの空間放射線量率を測定し、問題ないことを確認した(10月18日)

空間放射線量率を・・・・・嘘は言ってない。空気中を測る機械だとわかってて、瓦礫に含まれたセシウムが測れない事を、わかってる。「アスベストの検査したした詐欺」の次は、「空間線量詐欺」ですか。

「これで安全性を確認できましたか?」、静岡市の台本
自治会「はい。」
「瓦礫が問題ないことを確認した。」


安心の会さんの説明会を拒否して、静岡市の職員の説明を受けた結果が、これですか(笑)。
(正しくは・・・・、ガレキは、吸着したセシウムは一切、測定できません。燃やす前の空気とプルトニウムは確認できましたが、セシウムとヨウ素はご確認できないので、焼却はお断りします。もし、燃やすならガレキを全部、放射線の密閉された機器にかけて測って調べるか、煙の出てる最中に、測定してください。燃やした煙の濃度を測定しないと、意味ないです。)
「セシウムの確認はできました。」


誰も「どんな風に安全が確認できたの?燃やす前は、煙が上がってないんだから、放射線が上がらないのは当然だよね?」と言わない。
あのダンボールと紙類を燃やして、初めて炭(炭素)が街中に広がるわけです。
なお、これらの機器は町中で紙類を燃やしていて、それが沈下できない物質(セシウム)だった場合・燃え続ける場合は、放射線の濃度は上がります。町中で煙(炭)が上がってるわけだから、空気中の濃度が上昇するのは当たり前ですよね。

放射線測定 栃木県 那須塩原市 青木地区 ガレージ雨樋24uSv/h、家の雨どいの下の土が、24マイクロシーベルトまで上がっています。空気は0.6なので、機器が0.1以上になると危険の信号です。土壌汚染の目安になります。(表面が24だけど、土の中は数百・数千の可能性も)

みなさん、ここで、埋めてしまえばいいんじゃないの?って思いません?
だって、燃やして煙・炭を上げて、町中にばらまくから、セシウムがばらまかれる(=広域汚染)わけですよねえ。放射能をばらまかないためには、燃やさないで、ここで埋めちゃえば?って思うでしょ。

沼上最終処分場からどんどんもれて、川に流れてしまうんです。シートの耐性も不十分で、結果は同じです。隣りに拡大した処分場のスペースも、限られてます。六価クロムヒ素が流れてきて、土壌も川も水も汚染して、食べ物や水で、内部被曝を起こします。

内部被曝でも、気にしないで健康に生きている人達。うらやましい。(遺伝子は傷ついてるし、病気確定だけどね・・・)

広域汚染しないためには、現地で処理してもらうのが一番なのです。

三菱マテリアルが災害瓦礫の受け入れを、今月10日に発表
弊社の災害廃棄物処理への取組み姿勢と現状について
太平洋セメントに次いで、三菱もガレキの処理に参入した。これで大槌町や山田町のガレキは、二週間程度で処理できることになる。静岡市の、復興の補助金稼ぎのために、3年間もクサイ瓦礫を保管して、我慢することになる。

ガレキ受け入れを賛成した人へ、

復興予算のガレキの2兆円は、福島や現地のために使われるお金であって、金稼ぎをするもんじゃない。
寄付をしたお金が静岡県や九州で、お金を取り合ってることに納得するだろうか?
本当に支援したいなら、無料で処理してあげて、ガレキで儲けた(経費含む)数百億円は、現地に返す・寄付するべきです。

復興地の人の生の意見を調べると、家の処理がまだできない・お金がほしい、生活を立て直すためのお金がほしい、引越しのお金がほしい等が多いです。

静岡市がガレキで儲けたお金を渡せば、小さい町なので、1世帯・数百万円を支援できるのでは?こちらへの移住費用や生活費等を無料支援して、家も提供してあげて、静岡市の移住をすすめてはどうですか?他に、支援する方法があるんじゃないの?

放射能を金で買い取って、放射能を市民があびて、被害を分けあうのが支援ですか?地元住民(子持ち女性)の、恨みになってない?

静岡市民と、復興地の市民の絆が崩壊してないですか?健康被害を受ける住民と、お金儲けした一部の賛成派・自治会との絆(=信頼関係)は、壊れてないですか?

昨日の電話の話しだと向こうではキクズがなくなってきてるので、産業廃棄物の危険物を、たくさん混ぜてるかも。疑問だらけです。

すでに放射能焼却灰を埋立てた千葉県の事例(最大2万bq/kg埋め立てを止めない)

千葉県の場合は、県内発生分の放射能ごみ最終処分が末期的様相を呈している。よりにもよって、汚泥焼却灰を水源地にある産廃に埋め立てているのだ。泥だらけのダンプが産廃処分場近くのコンビニ駐車場で仮眠をとる中、子ども連れが買い物をする日常。水道水の安全性に関わる問題にも関わらず、県は業者の指導・立入検査をしようとしない。

他の首都圏各県は自主的に上限値を設けたにも関わらず、千葉県だけは、ほとんどノーチェック状態で産廃業者にまかせっぱなしにしてしまった。その結果、最大2万bq/kgという高濃度廃棄物が、よりによって水源地(君津市)にある二か所の産廃処分場に埋設されることになってしまった。

>千葉県だけは、ほとんどノーチェック状態で・・・
静岡県は、ノーチェックで、瓦礫(がれき)を焼却してますよ。

静岡市の放射能汚染を、どのように進めるか

ガレキの放射能は、30ベクレル〜1000ベクレル(1キロ毎)だと予測できる。(食品の基準は、100ベクレルまで)

500ベクレルx40000(40万トン)が、静岡市の空気になって汚染されるとして、危険な範囲の100ベクレル以上になったら、止める要請をすることができないか?

とても素晴らしいアイデアだ! I am Tensai(天才)

「100ベクレル以上になったら、どうするんだ!?」
静岡市職員「一般ごみに1割混ぜて焼却してるので安全です。」

なるほど!!?・・・って、燃やしてる焼却量は変わらないから、危険じゃん。嘘(うそ)つくな。

同じガレキを受けいれてる、東京都や富山県は、どんな対処を取ってるのだろうか。
がれき焼却灰 ごみで調整、100ベクレル以下に(北陸中日新聞)(富山市長方針、混入割合変え対応)

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討する富山地区広域圏事務組合(富山市、滑川市、立山町、上市町、舟橋村)の理事長を務める森雅志富山市長は、2日の定例会見で、焼却灰に含まれる放射性セシウムの濃度1キロ当たり100ベクレル以下にするため、一般ごみを混ぜる割合を調整する方針を明らかにした。7月下旬に県に伝えたという。(永井響太)
 組合は6月下旬、試験焼却の実施に合意したが、焼却灰の放射性セシウム濃度100ベクレル以下が条件で、超えた場合に岩手県に返す考えだった。岩手県が7月下旬、富山県に「返却されることは困難」と難色を示したため、県は組合に検討を求めていた。
 がれきと一般ごみを1対9の割合で混ぜて焼却する考えだった。森市長は「混焼率を調整して焼却灰が100ベクレルを超えないようにできる」と述べ、岩手県に返さない方針。組合は、受け入れ時の放射性物質の濃度によって混ぜる割合を変えるなどして対応する。

放射性物質の濃度によって、混ぜる割合を変えるなどして対応する。
(反対者が少なかったため、静岡市は、濃度の規制も、健康被害の保障の約束も、一切ない。焼却するごみの公開も、測定基準(たった3ヶ所で測定方法も週一で形だけ)の見直しも、一切ない。)

なるほど、静岡市民が、突っ込んでくるのは想定済みだったわけですか。I am Tensai(天災)

静岡市の公務員の給料は、754万円なんだけど、さすがに頭いいです! 焼却中の煙の濃度を測ればいい、のだが、とても人様に見せられるようなセシウム値(数字)ではない。ガレキの放射能の濃度も、調整しないと危険でやばい。

1000ベクレルだったら5%に調整して、「未検出」(50以下)ですと載せれる。どこで、こんな悪知恵を学んだんだろう。不思議だ。よくよく調べてみた。

【政府】他の産地のものと混ぜて、セシウムを基準値以下にして出荷しろ

某食品メーカーが仕入れた原材料を検査すると基準値超の放射性セシウムが検出されたため政府に指示をあおいだところ「他の産地のものと混ぜてセシウムを基準値以下にしてから出荷しろ」と指示された、とのこと。そして、その指示に従った、とのこと。これが今の日本の食品産業のクオリティー。.

明治ブルガリアヨーグルトに福島産が使われてたり、基準値が下がったのは濃度が減ったんではなく、薄める技が発展してたわけか。

(国)「放射能が濃いなら、混ぜて薄くすればいい。」

やっぱりおまえか!!(爆)


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